私たちが普段食べている野菜は、植物のからだの一部です。おもにどの部分を食べているのか、一問一答形式のクイズを作成しましたので、ぜひチャレンジしてみてください。
【選択肢】
花(つぼみ) ・ 葉 ・ 果実や種子 ・ 茎 ・ 根
アスパラガス
茎
春から初夏にかけて旬を迎えます。
イチゴ
果実・種子
《豆知識》いちごの表面にあるツブツブは種ではなく、ひとつひとつが果実です。それぞれのツブツブの中に種が入っています。一粒のいちごは、200個から300個の果実が集まった「集合果」。私たちが果実だと思って食べている甘い部分は、実際は茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだ偽果(ぎか)です。
オクラ
果実・種子
《オクラの花と実の付き方》
カボチャ
果実・種子
《豆知識》現在日本では、日本かぼちゃ(東洋種)、西洋かぼちゃ(西洋種)、ペポかぼちゃの3種類が栽培されています。
40年ほど前までは、水分が多くねっとりとした日本かぼちゃが主流でしたが、現在は西洋かぼちゃの中でも、ホクホクと甘い黒皮栗かぼちゃが全国的に生産されて流通の大半を占めています。
カリフラワー
花(つぼみ)
《豆知識》品種改良や多様な作型の組み合わせにより、一年を通じて出荷されていますが、冷涼な気候に適しているため、10月からの出荷が多くなっており、夏場は長野県産が主体となっています。
キャベツ
葉
《豆知識》キャベツは涼しい気候のもとで育ちます。キャベツを育てる適温は15度から20度です。涼しくなる秋に種をまき、春から初夏にかけて収穫するものを「春キャベツ」、夏に種をまき、冬に収穫するものを「冬キャベツ」といいます。「春キャベツ」は柔らかく、甘みがあるのが特ちょうです。「冬キャベツ」は、葉がしっかりとしているので、煮くずれが少なく、ロールキャベツなど熱を加える調理に適しています。
キュウリ
果実・種子
《豆知識》きゅうりは大きく分けると「白いぼきゅうり」と「黒いぼきゅうり」に分かれます。このうち、「白いぼきゅうり」が日本で栽培される品種の大半を占めています。
ゴボウ
根
《豆知識》食用としてゴボウを食べているのは日本だけです。中国では薬草として使われています。
コマツナ
葉
サトイモ
茎
ジャガイモ
茎
《豆知識》17世紀の初めにインドネシアのジャカルタからやってきました。「ジャカルタから来たいも=じゃがたらいも」がなまって「ジャガイモ」になったといわれています。その後、江戸時代に何度もあった飢饉(ききん)のたびに、飢えをしのぐための作物として広がったようです。
ショウガ
茎
ダイコン
根
ダイズ
果実・種子
タケノコ
茎
タマネギ
葉
トウモロコシ
果実・種子
《豆知識》コーンは稲・麦とならぶ世界三大穀物の1つで、未熟なうちに収穫するスイートコーンは野菜として利用されます。
トマト
果実・種子
《豆知識》ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる」という有名な言葉があるほど、トマトには営業がたっぷり含まれています。
ナス
果実・種子
ニラ
葉
ニンジン
根
ネギ
葉
ハクサイ
葉
ピーマン
果実・種子
ブロッコリー
花(つぼみ)
ホウレンソウ
葉
ミョウガ
花(つぼみ)
メロン
果実・種子
リンゴ
果実・種子
レタス
葉
レンコン
茎
れんこんの穴は、呼吸するための空気を送り込む通気口の役割を果たしています。
その数は、れんこんの大きさによって異なることがありますが、だいたい切り口の真ん中に1個、その周りに9個あります。
出典:北陸農政局
普段から野菜を食べるとき、「どの部分をたべているのか」考えながら食事をするのもいいですね。