今回は、2025年度のファシリティマネジャー試験に400点中350点で合格した私の学習法をまとめます

どのくらい勉強すれば受かるの?

過去問は何回やるべき?
と悩む方に向けて、実際に100時間で合格したリアルな体験談をお伝えします。
ファシリティマネジャー試験とは?
ファシリティマネジャー(FM)は、建物や設備を経営的な視点で最適に活用し、組織の価値を高める専門職です。試験では、経営・不動産・建築・環境など幅広い知識が問われます。
合格率は例年30〜40%程度で、しっかりとした理解が求められます。
| 項目 | 旧制度 | 新制度(2025年度以降) |
|---|---|---|
| 試験方式 | 論述+筆記(学科) | 論述試験を廃止 → CBT(学科試験のみ)で合否判定 |
| 試験日 | 例年、6月など比較的早め | 10月4日〜10月20日(17日間) |
| 受験料 | 22,000円(税込) | 19,800円(税込) |
| 登録(認定)要件 | 試験合格後、「FM実務経験2年」などの登録要件があった | 実務経験2年の要件を撤廃。2025年4月1日以降、合格後すぐに登録申請可能 |
合格までの学習データ
- 学習時間:約100時間
- 使用教材:公式ガイド+過去問題集
- テキスト:2回通読
- 過去問:3回実施
- 得点:400点中350点
学習スケジュール(8週間・100時間)
構成を理解する
出題傾向をつかむ
用語や図表を重点的に
繰り返しで定着させる
繰り返しで定着させる
合格のポイント
① 過去問を2〜3回解く
試験は過去問の類題が多く、2〜3回繰り返すことで自然と出題傾向が身につきます。間違えた問題を「なぜそうなるのか」まで理解することが重要です。
② テキスト内容を理解する
ただ読むだけでなく、「なぜこの手法が必要なのか」「FMにどう活かすのか」を意識して読み込みましょう。暗記よりも理解重視のほうが応用力がつきます。
③ 量より質!100時間でも十分
実際、100時間もかけなくても合格は可能だと感じました。大切なのは「集中して理解すること」。ダラダラ長時間よりも、1回1回を濃く学ぶことが近道です。
過去問の点数を可視化して、モチベーションをアップさせました。

試験当日の感想
出題傾向は過去問通りで、想定外の問題は少なめでした。計算問題や用語の定義がしっかり問われますが、時間的には余裕がありました。
「公式ガイドを理解し、過去問を繰り返す」だけで、合格点には十分到達できます。
反省点と気づき
振り返ると、100時間も勉強しなくても良かったかもしれません。
重要なのは、過去問を通して自分の弱点を見つけ、テキストで補強するサイクルを作ることです。
これから受験する方へ
- 過去問2〜3回は必ずやる
- テキストの理解を深める
- 広く浅く、理解中心で進める
- 100時間あれば十分、集中力がカギ!
ファシリティマネジャー試験は、知識を詰め込むよりも「理解しながら学ぶ」ことが大切です。建物・人・経営をつなぐFMの世界は学んでいて面白いです。ぜひ楽しみながら挑戦してみてください!
まとめ
ファシリティマネジャー試験は、戦略・計画・業務・財務など幅広い分野から出題されますが、基本を押さえれば合格可能です。

過去問2〜3回+テキスト理解=合格ライン!
無理に長時間やらずとも、100時間前後の集中学習で十分突破できます。これから受験する方の参考になれば幸いです。
